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「漂砂をたぐる」/福田 萌夏 2024.11.27 Wed - 12.3 Tue  













11月27日(水)、12月3日(日)まで、写真家 福田萌夏による「漂砂をたぐる」が開催されます。以下、アーティストステイトメントです。皆さまのご来場をお待ちしております。




アーティストステイトメント


女だからこうであるべき、こうしなさい、がずっと嫌だった。

プリキュアじゃなくて仮面ライダーが好き。 おままごとではなく、プラレールやドッジボールが好き。 髪の毛はベリーショートがいいし、スカートは絶対服きたくない。 「男性」を好きになったこともない。

それは成長してからではなく、幼少期からそう。 調べてみると、トランスジェンダー (FTM) が出てくる。 でも、「男性」になりたいわけではない。

生物学的に女として生きていくけど、 社会的に女性や男性の枠に当てはめられたくない。

私が何かを好きである理由や、何かを選ぶ時、白身の振る舞い、 生き方に「女性」であることはあまり関係がない。 小さい頃からそういう感覚を持って生きてきた。

ジェンダー、セクシュアリティの話題はすごく話が複雑。 現代はこの話題の過渡期でもあり、 日本のみならず世界中で多くの意見が飛び交う。 「男らしさ」や女らしさ」は社会が決めた枠組みであり、 時代によって変化していく。 だからこそシンプルなところに戻りたい。


社会の話ばかりではなく、個人の話がしたい。

今作品では、私の身近な人たちを被写体に進んだ。

これは、あなたの隣にいる人の話であり、 あなたの家族の話であり、あなた日身の話である。




I have been hating "you should be do it because you are "female"."

I loved a hero, not a princess..

I liked to play with some trains, not playhouses. I prefer my hair to be very short and I never want to wear skirts.

I have never loved "male."

That has been since childhood, not since I grew up. I did research, and I found out that this is transgender (FTM). But I don't want to be a "male"

I'm living as a female biologically, but I don't want to be socially categorized as a woman or a man. Being a "female" has not much to do with why I like something, what I choose, how I conduct myself, or how I live my life. I have been with this feeling ever since I was a little girl. The topic of gender and sexuality is very complicated.

Today is a transitional period for this topic. and there are many opinions exchanged, not only in Japan but around the world. "Masculinity" and "femininity" are frameworks determined by society, and they are changing with the times.

That is why we have better to back to the simple. I want to talk about individuals, not only about society.

I shot people who are close to me in this artwork. This is the story of the person next to you, your family. and yourself.

profile



プロフィール


1998年 神奈川県藤沢市生まれ

2021年 立教大学文学部文学科英米文学専修卒業

2021年 和歌山県那智勝浦町に移住


自然の近くで暮らしながら、主にフィルムカメラで作品を制作。 人間の内面の複雑性に美しさを見出している。

人も自然も、ささ畏怖の炎に美しさは存在している。

今回が作家自身初の個展となる。


Moeka Fukuda


1998 born in Fujisawa city, Kanagawa

2021 graduated from Rikkyou univ.

        Department of Literature, British and American Literature

2021 moved to Nachikatsuura town, Wakayama


 

INFORMATION


・展覧会タイトル:「漂砂をたぐる」


・アーティスト:福田 萌夏


・会期:2024年11月27日(水)~12月3日(火)11:30 – 18:00 ※最終日のみ 16:00まで


・会場:HUG FOR _ . 〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-1-29 今小路ビル 2F (JR /江ノ島電鉄 鎌倉駅西口 徒歩5分)


※本展⽰の⼀部には ヌード写真が含まれる ⾮常に繊細な作品です。下記の内容を厳守の上、ご覧いただきますようお願いいたします。


①18歳未満の⽅のご⼊場をお断りいたします。 場合によっては年齢確認をさせていただく場合がございますので、ご了承ください。

②ヌード写真があることで不快を感じる可能性のある⽅はご⼊室をご遠慮ください。

③ 会場内の撮影は⼊⼝のみ、その他のエリアは全⾯撮影禁⽌(動画撮影含む)とさせていた だきます。 被写体の⽅々や他のご来場者の⽅々のプライバシーにご配慮をお願いいたします。

④リュックやショルダーバッグ含め、お⼿荷物は全て⼊り⼝横の荷物置き場に置いてからご 覧ください。

⑤作品には⼀切お⼿を触れないよう、お願いいたします。

⑥展⽰スペース内は、⼀度にご覧いただく⼈数を制限させていただくことがありますのでご 了承ください。

⑦ギャラリー内ではお静かにお過ごしください。

⑧お⼿洗いの貸し出しは⾏っておりませんので、近隣の公共お⼿洗いをご利⽤ください。


以上ご理解、ご協⼒のほどよろしくお願いいたします。


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